視覚障碍者と若手写真家のための「写真を言葉にして伝える」ワークショップ

8月20日の視覚障碍者と写真家による写真教室の開催が決定いたしましたので、そのご案内をさせていただきます。
この写真教室では午前中の撮影会において、視覚障碍者の介助者として一定の時間は必ず現役の写真家が介助者につき、いろいろとアドバイスや説明を行うという撮影会を行います。
また、午後は既に私の写真教室に通われてカメラをお持ちの方はご自身の写真を持参して、今後どのように写真を撮れば良いのかというアドバイス、または写真家の写真を凹凸の立体して、それを視覚障碍のある方に対して説明を行ったり、さらには専門家による芸術と呼ばれている写真がどうしてそうなのかなどその写真を立体写真にして説明してもらう機会などを設けています。
初めて参加をする視覚障碍者の方ももちろん大歓迎です。当日撮影して写真をもとに午後はいろいろとアドバイスをさせていただきます。
参加のご連絡やご質問はこちらのメールアドレスmailaddress
もしくは080-6507-7746までご連絡ください。介助者も若干名募集しております。
また、ご興味・ご関心のありそうな方のご紹介いただけると幸いです。
何卒、よろしくお願い致します。

写真は昨年のワークショップの様子です。

視覚障碍者と写真家のための 「写真を言葉にして伝える」ワークショップ開催について

「写真を言葉にして伝える」ワークショップを今年も開催します。視覚障碍というハンデを持ちながらも写真を学びたいという一般参加者とともに、写真という視覚メディアの存在を改めて考えるワークショップです。健常者の方は、アイマスクを着用した状態で外に出ていき、写真撮影を行います。視覚障碍者と同じ状況で撮影するという体験を通して、どこにカメラを向け、どんな瞬間にシャッターを押すのか、被写体への興味をどのように作品にしていくのか、言葉で相手に伝えるというコミュニケーションに特化したワークショップです。また、視覚障碍者の方にとっては、様々な意図で制作される写真家の作品に触れていただくことで、少しでも写真の魅力と理解を深めていただく機会になればと考えています。

概要
<主旨>
写真の面白さをもっと知りたい、写真の技術を身に付けたいという視覚障碍者の方々と、自分の写真をもっと突き詰めたい、新たな視点から写真を捉え直してみたいという若手写真家のためのワークショップです。
日時:
2016年8月20日(土)
集合:
JR 有楽町駅中央改札口前に9:30に集合
場所:
ガーディアン・ガーデン(東京)
プログラム:
09:30 視覚障碍者集合(JR 有楽町駅中央改札口前)ガーディアンガーデンへ移動
10:30 撮影
12:00 食事休憩
13:00 作品プレゼンテーション
15:00 作品講評会
16:30 終了予定
参加費:
無料(昼食代のみ自己負担です)
モデレーター:
尾崎大輔(写真家)
作品講評:
尾﨑大輔/未定
募集定員:
視覚障碍者 約15名 写真家 約10名
主催:
ガーディアン・ガーデン/
日本視覚障碍者芸術文化協会(http://artforthelight.com/
申込締切:
視覚障碍者 先着順(定員になり次第締切らせていただきます)
写真家 8月2日(日)(詳細は以下注意事項をご覧ください)
その他:
見学のみの参加も可能です。
<申込にあたっての注意事項>
・撮影会では、デジタルカメラを使用します。お持ちの方は各自ご持参ください。ない方には、ニコンのデジタルカメラをお貸ししますので、その旨を事務局まで事前にお知らせください。

視覚障碍者の方
・介助者の方の同伴有無について、お申し込み時にお知らせください。介助者がいない場合は、事務局側で手配いたします。

写真家(健常者)の方
・写真家の方々には、視覚障碍者を含む他の参加者とグループに分かれ、ご自身の作品を約 10 分程度でプレゼンテーションしていただくプログラムを設けています。参加ご希望の写真家の方には、事前に作品を5〜6点提出していただき、事務局が視覚障碍者の方が触って分かる立体シートに出力いたします。

<ワークショップモデレーター>
尾崎大輔(写真家)
1983年三重県生まれ。早稲田大学社会科学部在学中にファッション雑誌での編集の仕事を経て、写真家として活動を開始。卒業後、渡英。2007年、London college of communication(ABC diploma in photography)卒業。同年、写真集「写真は私たちの記憶を記録できるのですか?」、「無」(発行 PLACE M、発売 月曜社)、2010年「ポートレート」(月曜社)を出版。個展・グループ展多数。2011年より視覚障碍者を中心に知的、精神障碍者など様々な人を対象としたワークショップを多数主催。
ホームページURL http://www.daisukeozaki.com/

ワークショップの様子

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